Ia Orana Tatou!
みなさん、こんにちは。
タヒチにマグロ漁船、第三十合栄丸が来ました~!
今回は、そのマグロ漁船にお招きいただき、美味しいマグロを堪能したのでその時のお話。
~マグロ漁船 合栄丸~ |
合栄丸は15日夕方タヒチに到着し、16日午後には出港するというタイトスケジュール!
時間があまり無いにも関わらず、現地の日本人にマグロを持て成す男気溢れる船員さん。
ありがとうございます!
お昼に招待され、いざ、マグロ漁船第三十合栄丸へ。
~マグロ漁船 船内~ |
タヒチでは食べられない脂の乗った、とろっとろのトロ。赤身も新鮮でしっかり味がある。
あぁ日本人で良かった。
~マグロの刺身~ |
そしてカマの煮つけ!
カマはマグロではなく、カジキだったのだけれども、これもとろっとろのほろっほろで最高に美味しかった。
~カジキのカマ~ |
マグロ以外にアナゴ、イカ、エビ、サーモンの寿司も用意されていて、どれもこれも旨い!
シャリのお米も全然違う!
タヒチのロング米と違い、小さくもちもちしていて一粒一粒甘くておいしい!
米粒がピカピカ光っている。
~寿司~ |
醤油も全然違う。
コクがあって、少しつけるだけで刺身や寿司のうまみをぐっと引き出す。
その他お蕎麦も用意してくれました。
食べたいけどお腹いっぱい。
でも折角の機会なのでちょっと頂くことに。
ちゅるちゅる..
お蕎麦もつゆも旨い!やっぱり日本の食材って最高!
タヒチの食感も味も無い蕎麦と違い、こしがあり蕎麦粉の風味が口に広がり優しいつゆで流し込む。ついついもう少し、と手が出てしまう美味しさでした。
さて、この船の船員は、上の階級の人以外?はインドネシア人で、彼らがご飯を作ってくれ、配膳してくれました。
みんな笑顔で多少の日本語も分かって元気はつらつとした青年たちが多かったです。
既に日本を出て3カ月ほど航海をしているということで、これまで獲れたマグロを見せていただくことに!
そこはマイナス60度の世界。
常夏タヒチから別世界へ。
白く凍った扉や床に手をつかないように注意され、慎重にマグロがいる扉の中へ。
床に突起している幅1m程の正方形の分厚い蓋を取ると、大きな滑り台のような斜面が下に伸びていて、その先にマグロが堆く積まれています。
その貯蔵庫の深さは5m以上でしょうか。
落ちたら死ぬかも!?というくらいの深さでした。
目視で見た限り、一匹3mくらいあるのでは無いかと思うくらいの大きなマグロ。
そのマグロがずらーーっと眼下に広がっている様は、目を見張るものがありました。
今回の漁でマグロは既に120匹程獲れたそうですが、例年に比べ少ないそう・・
コロナの影響で船の往来は少なく、漁業は大漁かと思ったけどそういう訳では無いらしい。
船内探索をしていたその時、何やら外で不穏な空気が‥
なんと抜き打ちで税関職員が審査しに来たのだ。
何も悪いことをしていないのだが、何だか遠くで見守っていた方が良さそうだという事で、私たちは一時退散。
1時間程滞在していた税関職員は審査後下船したが、その後船に戻った私たちも下船するよう促され結局船の滞在時間は実質1時間ほどでした。
なんだかでバタバタしたけど、面白かったし本当に美味しかった!
なんとなくマグロ漁船の船員さんて怖いイメージだったけど全然そんなことはなく、内気で照れ屋で口数が少なめな方々。
それでも色々な質問に答えてくれて、お話を聞けて、船内案内もしてくれて有意義な時間を過ごすことが出来ました。
また一年後会えるのを楽しみに、大漁に獲れることを願って・・
無事に帰路につきますように..
では、また。
Nana!
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