マルケサスダンス

 Ia Orana Tatou!

皆さん、こんにちは。


今回は、最近始めたマルケサスダンスについてご紹介。


マルケサスダンスショー
マルケサスダンスショー


なぜマルケサスダンス?

実は昨年腰を痛めてしまい、ずっと踊ってきたタヒチアンダンスを休止。

腰に負担を掛けず何か出来ることは無いかと探していた頃、近所からマルケサスダンスの練習音が毎週火曜日に家まで聞こえてきて、やっぱり太鼓の音はワクワクするなぁ、踊りたくなるなぁとその音に聞きほれていました。


中々最初の一歩を踏み出せないというか、新しいことに挑戦したり、知らない人たちの中にいきなり入るという事に躊躇していた私ですが、コロナ禍で気も滅入っていて、何かしないと本当に廃人になる!と思い、一念発起し練習を覗きに行ってみた。


マルケサスの人って怖いイメージがあったけど(昔人肉食べたりしてたしね…怖)、グループの長始め、ダンサーの皆もウェルカムな雰囲気で、このチームの輪に入って一緒に踊りたい!と思い、その旨を伝えたところ快く承諾してくれ、練習に参加し始める。


マルケサスダンス

戦いのダンスと鳥ダンスが特徴的なマルケサスダンス。

男性は叫びながら体を叩いたり、力強く地面を踏みながら野性的に踊るダンスが魅力的。

女性も女戦士のように美しく、力強く、歌いながら踊る。

鳥ダンスは鳥の羽をあしらった衣装で美しく舞うのが特徴的。

女性はタヒチアンダンスのように腰を回したり、しなやかな動きをする事は少なく、下半身に力を入れ、前後左右に腰を軽く動かし、上半身は動かさないようにする動きが多い。


マルケサスダンス
マルケサスダンスショー


マルケサスダンスショー

タヒチアンダンスと同様、マルケサスダンスショーが行われるホテルもある。

マルケサスダンスを始めて早1カ月、グループの長からお声がかかり、ホテルのダンスショーに出場することになった。

少し時期が早い気がしたため断ろうかと思ったけど、じゃあいつになったらいいの?と自分に問いかけ、結局やらなきゃ始まらない。と思いなおし、ショーに向けてお家でも自主練。


衣装づくりも自分たちでやる為、前日徹夜で衣装づくりに励んだ。

硬い衣装に太くて長い針(直径10㎝幅3mmくらい)で布や飾りを縫い付けるのだけど、まぁ針が通らず大変。硬いから力を込めて針を通すのだけど、下で支えてる指に刺さったりしたらマジ死ぬ思い

そして衣装が硬すぎて今まで何本針を折ったことか・・


今回は、松明を持ちながら踊る演目があり、火が怖い私はかなりビビっていたけど、本番はそんなこと言ってられないため、恐怖心を払拭し踊りに全集中。

私は火を持っていない・・私は火を持っていない・・


だけど、正面のダンサーの子は松明を縛ってる糸が解れ、そこにオイルが垂れて火が燃え移っている! 恐怖!! 

でもそれに怖気づかず踊り続ける姿カッコよかったわ・・(っていっても火傷したらダメだけど)


1回しか習っていない曲の振り付けは一夜漬けで繰り返し練習し、本番は何とか踊り切った。

(よくその状態で出演したな笑)


その3日後は別のホテルでダンスショーがあったため、植物の葉っぱを使った衣装をこれまた徹夜で作成し、本番を迎えた。

ぎりぎりに変更があったり、追加で作らなければならない飾りを作ったり・・

ショーって何が大変かって衣装を作るのが結構大変(;'∀')

まぁでもそれも学びの一つだから大変と思わず楽しいと思いながら作れたら最高だよね。



最初は何でも勇気がいるけど、始めてみないと見えない景色や出会いがある。

何事も挑戦し続け発見していきたいと思う今日この頃。



では、また。

Nana!



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