タヒチのフランスパン

 タヒチのフランスパン


みなさん、こんにちは。Queen Takakiinaです。


今回は、タヒチのフランスパンについてご紹介します。

タヒチのフランスパン


タヒチでは”バゲット”と呼ばれるフランスパン。

約1m程の長さのあるフランスパンはパン屋さんだけでなく、スーパーや商店でも購入が可能です。

流石フランス語圏、タヒチはフランスパンの消費も半端じゃありません。

1本57cfp(約70円)という安さもありますが、味も美味しく、外はカリッ、中はフワッとしていてタヒチには無くてはならない食べ物です。

焼き立てのパンは匂いも相まって購買意欲を掻き立てられます。


タヒチでは年間6600万本ものフランスパンが食されているそう!

人口約27万人なので、一人につき毎月約20本のパンが消費されている計算です。


凄いですね~!


私はもっぱら米派なのでフランスパンはあまり食べません。

というか、フランスパンを食べたくなる時はもちろんあるのですが、とにかく量があって食べきれず、冷凍庫に入れるも場所を取る為中々購入まで至りません。


また、基本的に袋に入っていないので不衛生な気がしてしまうのも多少あります…

そうなんです。

パン、袋に入っていないんです!


スーパーで購入する時などはパンの横に専用の紙袋が置いてありますが、こちらは有料。

また、1本で購入するタヒチアンは少なく、数本で購入する人が多いため、1本入用の紙袋を購入する人はあまりいません。


また、フランス人も食事の際にフランスパンはお皿に置くのではなく、テーブルにそのまま置いたり、紙ナプキンの上に置いたりと、直接置くことに抵抗がないようで、購入時に紙袋に入れずとも問題が無いとしてる人が多いです。
(基本的にテーブルにはテーブルクロスがかかっており、毎回交換する為不衛生では無いようです)


スーパーに自転車で買い物に来た人は、買い物荷物は自転車の前かごに、パンは片手に抱えて。というスタイルで走っているのをよく見かけます。

車で買い物に来た人は、後ろのシートや、トランク上のトノカバー(荷室を上側からカバーする目隠し)の上にそのまま乗せている方が多いです。

日本では考えられないと思いますが、これが普通。

それより、あり得ない!と驚愕されるのが、そのままフランスパンに噛り付くこと。

これはかなり失礼で嫌がられるので気を付けましょう。

1本全て食べきるという事であれば良いのですが、そうでなければ皆が食卓でシェアするものなので、食べたい分手でちぎり、自分の近くに置いて食事と一緒に召し上がりましょう。

食事のお皿に残ったソースをパンで拭き取るのはマナー違反ではありません。

高級なレストランに行った時などは別ですが、家族間やお友達の家に招待された時など、

お皿に残ったソースをパンで拭き取るのは、それだけ食事が美味しかったという証です。

洗うのも楽ですしね笑


タヒチにはフランスパンを使った”カスクルット”と呼ばれるパンがあります。

これは、切ったフランスパンの中にレタス、ハム、マヨネーズだったり、ひき肉、ポテト、チーズが挟まった軽食で、スナック(出店)やカフェで購入できます。

こちらは一人前で販売されているので噛りついて大丈夫です。

値段はピンキリですが、安いもので250cfp(300円)ほど。

お金のない学生たちがカスクルットを片手に道を闊歩しているのをよく見かけます。

そんなタヒチのフランスパン。

9月には新硬貨が発行され1cfp、2cfp硬貨が廃止されます。

新硬貨は最少金額が5cfpから始まるので、既にフランスパン料金論争が始まっています。55cfpに値下げするのか、60cfpに値上がりするのか・・


もともと安価なフランスパンですが、年間約240本消費と考えると3cfpの値上がりは痛いのかも・・!?


では、また。

コメント