植物で作るダンス衣装
タヒチでは、ショーや発表会で踊る時、よく生の植物を使ってコスチュームを作ります。
今回はAuti(アウティ)の葉で作るダンス衣装の作り方をご紹介します。
Autiスカート |
目次
Autiの葉っぱで作る腰みの
【用意するもの】
・ Auti...約20枚
・ Paeore (無ければビニール紐、ゴミ袋でも代用可)
・ ハサミ
【作り方】
1.Autiの葉を割いておく。
Autiの葉の大きさに寄りますが、幅3~5㎝になるように割く(大体1枚の葉から左右2~3枚ずつ)
2.Peoreを3等分し、その3本を合わせて玉結び。
(代用のものを使用する際は紐が切れない程度に耐久性を強くし3本に分け、Peore同様玉結び)
3.Paeoreを約20~30㎝三つ編み。
割いたAutiの葉2~3枚を次に三つ編みするPaeoreの前の真ん中に入れ、Paeoreで閉 じ、入れたAutiを折り上げる。
その上にAuti2~3枚を重ね、Paeoreで閉じ、Autiを折り上げる。を繰り返す。
※割いたAuti2~3枚は葉の中央を軸にし、それぞれの葉を広げる。(きちんと重ねるより、ざっくばらんに広がった方が仕上がりがふわっと広がる)
4.3を繰り返し自分に合ったサイズより少し足りなくらいまで編む。(腰に合わせながらサイズを確かめ少し短めに編む)
その後Paeoreのみで20~30㎝三つ編みし先端部を玉結び。
作った腰みのを両端から引っ張り少し伸ばす。Paoreやビニールひもが伸びて10㎝くらいは長くなります。
出来上がり!
Autiの葉っぱで作るスカート
【用意するもの】
・ Auti...約40枚
・ Paeore...腰回りの長さ(マジックテープ分長めに)
・ マジックテープ
・ ミシン(無くても可)
・ ハサミ
【作り方】
1.Paeoreを腰の長さより少し長めに切り、長めに切った部分とその下になる部分にマジックテープを縫い付け取り外し簡易なベルトを作る。
2.Autiの葉の上部の茎部分に切れ目を入れ、茎を割き取る。(茎が残っていると重くなり、縫いにくいため)
3.Autiの葉をPaeoreに置き、自分の膝までの長さに葉を合わせる。
残りの余った上部部分(茎の方)は内側に折ってAutiをPeoreにミシンで縫いつける(折らずに余分な部分を切っても可)
4.前のAutiの葉が数センチ残るように(もしくは半分)次のAutiの葉を重ねミシンで縫う。
5.3と4を繰り返し、下に来るマジックテープ部分を残し、ベルト全体にAutiを縫い付ける。
※3・4の工程は、ミシンが無い場合はビニールテープや細いリボンを使用し葉とPeoreを縫い合わせます。
出来上がり!
Autiの葉っぱで作るブレスレット
【用意するもの】
・ Auti...約15枚
・ Paeore...手首の長さ(マジックテープ分長めに)
・ マジックテープ
・ ハサミ
【作り方】
1.Paeoreを手首の長さより少し長めに切り、長めに切った部分とその下になる部分にマジックテープを縫い付け手首の長さに合わせた取り外し簡易なリストバンドを作る。
2.編みやすくするためAutiの葉っぱを火で炙る
3.Autiの葉の上部の茎部分に切れ目を入れ、茎を割き取る。(茎が残っていると編みにくいため)
4.葉っぱを3枚に合わせて外側にねじりながら三つ編み。
※きちんとねじらないと三つ編みが緩くなるので、編む都度外側にねじってから編むこと
出来上がり!
私の家にはミシンが無いのでAutiのスカートは腰みのをまず作り、それをPaeoreベルトに手縫いで縫い付けてスカートにしました。
腰みのをベルトに縫い付けるときには太い針と5mm幅リボンを利用します。(糸は切れるので使用しません)
植物なので長期保存は出来ませんが、衣装を大きめのビニール袋に入れ少し水を振りかけてから冷蔵庫に入れておけば1週間くらいは持ちます。
Autiブレスレット |
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