タヒチで2回目となる今回のConfinement。
Confinemet とは・・①閉じ込めること、閉じこもる事 ②隔離
ということで、最近タヒチやフランスのニュースで良く耳にする”Confinement(コンフィヌモン)”とは外出禁止令を意味します。
英語で言う”Lockdown(ロックダウン)”。
外出禁止令(がいしゅつきんしれい)とは、騒乱への対応、治安上、軍事上の理由のため、又は感染症によるエピデミックもしくはパンデミックを抑制あるいは沈静することを目的とする集団検疫戦略として、公権力の行使として行われる都市等住民の移動の制限のこと。 出典 Wikipedia
デルタ株の影響もあり、8月に入って一気にコロナ患者と死者が急増したタヒチ。
実際に外出禁止令が出ているのはソシエテ諸島のみですが、2週間のConfinementは観光客にも適応されます。
基本的に宿泊施設から出られないのでこの時期に来た観光客は可哀そうです。
アクティビティーは出来ないし、レストランも閉まっていますからね‥
そして専業主婦は朝・昼・晩と毎日の献立を考えるのが大変です・・
学校も休校、仕事も出勤せざるを得ない場合のみ出勤可能なので、基本的にずっと家族が家に居る状態です。
何故か子供や夫が家に居るだけで何かとやることが増える・・
お家でパパっと美味しい料理が作れたらそんな面倒な仕事が減り、家族もいつもと違った食卓で気分転換にもなりますよね。
日本にはこんな素敵なサービスや配達があり、美味しいご飯が簡単に手に入る!
海外に居るとつくづく日本ていいなぁと思ってしまいます。
さて、こちらの外出禁止令ですが基本的には外出は出来ませんが、例外的に認められるのは以下の場合です。
Attestation de déplacement dérogatoire(アテスタスィオン ドゥ デプラスもん デろガトワーる)という例外的移動証明書 (外出許可証) を携帯して外出すること。
Attestation・・ 証明書
déplacement・・ 移動
dérogatoire・・ 例外措置の
ただし、不携帯や不正が認められた場合には16000CFP(約1万7千円)の罰金を支払わなければなりません。
出かける際はこの用紙を携帯します。
différé・・ 延期された
établissements ・・ 施設、機関
consultations・・ 診察、診療
impérieux・・ 絶対の、緊急の、やむを得ない
vulnérables・・ 衰弱な、弱い
échéant(le cas)・・ 場合によっては、ひょっとしたら
ー se munir・・ (~を)備える、身につける、携行する
【簡単な和訳】
[ ] 延期できない仕事に行くための自宅と職場の移動。
[ ] ホスピタリティ施設、未成年者保護施設、大人の教育・指導機関への移動。
[ ] 試験またはコンクールへの移動。
[ ] 仕事の為に必要な買い物、又は必要不可欠な買い物、食事の宅配のための移動。
[ ] 遠隔からは行えない診察・治療。および健康製品購入のための移動。
[ ] 親族の為にやむを得ないもの、衰弱な人々への支援、子供の監護、引っ越しの為の移動。
[ ] 障害のある人のため、またはそれに付随することに関しての移動。
[ ] 自宅から半径1km以内で行う個人的な運動や散歩。
[ ] 司法・行政による召集。また遠隔からは行えないの法律専門家への移動。
[ ] 行政当局の要請を受けて行う公益活動への参加。
[ ] 礼拝所への移動。
[ ] セキュリティコードの第L211-1条に記載されている催事への参加。
[ ] フェリーターミナルもしくは空港への送迎に関連する移動の内、以下に該当する理由。
フランス領ポリネシアに居住地がない方で、宿泊している施設を離れるため/宿泊するための移動。
今回のConfinementは9月6日に解除予定ですが、今後コロナ患者が増え続ければ延長される可能性もあります。
Confinementで家にばかり籠っていては気も滅入ってしまいます。
早く収束して普通に街を歩きたいものです・・
その為にはこれ以上感染拡大しないよう、手洗いうがい、アルコール消毒やマスクの着用を引き続き心がけていきましょう。
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