爽やかなウクレレの音色と歌のハーモニーで、一気に南国の世界に誘うアパリマ。
実は、踊りの種類によって衣装が異なるタヒチアンダンス。
タヒチアンダンス衣装
【オテア、アパリマ、べジタルの衣装】
目次:
オテアの衣装
早いリズムで叩かれる太鼓の音に合わせて踊るオテア。
Fa'arapuと言われる、腰を高速回転させる動きが最大の見どころ。
太鼓の音に合わせて腰を振ったり、手の動きを付けたり、早いリズムに合わせてつま先立ちで素早く華麗に移動しながらフォーメーションを変えたりします。
情熱的で激しい動きをするオテアの下半身用衣装は、”モレ”を使用することが多いです。
( モレとは・・Purauと呼ばれる木の枝の樹皮を剥いだ内側の白く滑らかな部分)
動きに合わせ、自由自在に動くモレ。
ダンサーの動きに合わせ跳ね上がったり、遠心力で回ったり、見るものを楽しませてくれる衣装。
腰を落として片方の足を前に出し、その膝を少し曲げると太もも上のモレは自然と左右に分かれるため、太ももがあらわになってセクシーです。
長さは膝までのショートバージョンと、くるぶしまでのロングバージョンがあります。
手にもつポンポン、”イイ”もモレから作ります。
ちなみに”モレ”は男性も着用します。
男性がモレを着て踊ると、野性味溢れ力強さが増します。
太鼓の響きで気持ちが高揚し魂が揺さぶられるオテア。
オテアは基本音楽は無く、太鼓などの打楽器のみで構成されます。
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アパリマの衣装
ウクレレや歌に合わせ可憐に美しく踊るアパリマ。
波の動きや風の動き、花の香りの動きや愛、可愛らしさ、美しさを手で表現します。
指先からつま先まで意識し綺麗に美しく。
柔らかい動きの中で凛とした強さを醸し出すことで人々を魅了します。
曲に合わせて愛らしく、美しく踊るアパリマでは、パレオやローブ(ワンピース)を着用して踊ります。
恋愛や自然に関する曲が多いタヒチ。
”美しい女性”や”美しい大地”といった歌詞が多くあるので、それに合わせた振り付けは魅力的で美しく、たまに”はっ”と息をのむような動作に目を奪われます。
そんなアパリマの衣装は、セクシーで体のラインが分かるものが多いです。
そしてパレオについて。
色々な使い方・巻き方が出来るパレオは一枚あるとかなり便利です。
ビーチでは敷物として使ったり、体に巻いたり、ブランケット代わりにしたり。
薄手ですぐ乾くのも魅力。
海から上がった直後など、まだ体が濡れていて服を着たくないという場合には、パレオを巻いて過ごすのが最適です。
また、ビーチでゴロゴロしたいけど日焼けしたくない!という時にはブランケットとしても使用出来ちゃいます。
タヒチではホテルに行くとビーチボーイやベルボーイがパレオを着用しています。
南国雰囲気たっぷりで一緒に写真を撮りたくなっちゃうかも!?
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べジタルの衣装
生の植物を使った衣装なので長期保存が出来ないため、発表会やショーの前日、もしくは前々日から準備します。
とっても美しいけど、凝れば凝るほど時間がかかり大変です。
特にべジタルの衣装とオテアの衣装はどのグループも頭飾りを豪勢にしがち。
踊っていると重さで頭がぐらぐらします。
また、屋外で踊る際は、向かい風や追い風を受けて、首を持っていかれたりするので、ダンサーの方は首を痛めないように注意してくださいね。
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まとめ
いかがでしたか?
踊りによって衣装が変わるタヒチアンダンス。
もちろん、曲順などによってはオテアの衣装のままアパリマを踊ったり、アパリマの衣装でオテアを踊ることもあります。
情熱的で可憐で人を虜にするタヒチアンダンス。
見るのはもちろん、踊るとかなり気分がリフレッシュされますよ。
踊る人も踊らない人もポリネシアンミュージックをかけて、パレオを巻いて南国に来たような気持ちでお家時間を楽しく過ごしてくださいね♪
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