【Mots français】フランス語で『ARGOT』とは何を意味する?

 

フランス語で会話していると、たまに「え?なに今の単語?」難しい単語ではなさそうだけど、意味が分からない・・

とか、「この人よくこのフレーズ使うけど、どういう意味なんだろう?」と思ったことはありませんか?


実はそれ、ARGOTかもしれません。




ARGOTとは・・

改まった場面では用いられない俗語。

広く知られていたり、グループや集団、業界で使われる用語や隠語、略語や流行語を指します。


フランス語の勉強をしていると「ARGOTではこう言います。」とか、
「これはARGOTです。」とか聞いたことはありませんか?

会話の途中、ぽかん顔をすると「今のはARGOTで、意味は○○だよ。」と教えてくれる親切な人もいます。

フランス語の基礎会話、日常会話は分かるはずなのに、話についていけないという場合は、彼らがARGOTで話しているからかもしれません。


ちなみに英語訳は『slang』。

『wanna』→『want to』とか『gonna』→『going to』などがあります。

『LOL』→『Laugh out loud』や『FYI』→『For your information』なんかもネットで良く使われています。


日本語でもこのような用語を”スラング”と言いますね。


さて、フランス語のスラングの前に、日本語のスラングはどういったものがあるのでしょうか。


日本語のスラング



ググる・・・最近よく使いますよね。グーグルで検索をするという意味。
      日本人は分かるけど、外人やお年寄りは分からないかも?ですね。

まじで・・・『本当に』という意味ですが、近しい人の間ではこちらの方が良く使う気がします。

めっちゃ・・・凄くという意味。めちゃくちゃ使いますよね笑


少し前だと(だいぶ前?)『チョベリバ』や『萌え』など。

最近だと『タピる』や『ぴえん』なんかがありますね。


フランス語のスラング



Pote・・・Poteとは”友達”を意味します。
    『Un pote』や、『Une pote』と言いますが、これは『Un ami』,Une amieという意味です。

Boulot・・・”仕事”の意。こちらは口語でよく使います。
       フォーマルな『travailより使用頻度が高い気がします。

Clope・・・タバコを吸う人は聞いた事があるかもしれません。
     『cigaretteのスラングです。

Pognon・・・”お金”の意。
       お金はその他に、『liquide,sousfricなど色々な言い方があります。

Dingue・・・”狂った”、”異常な”という意味です。

上記の単語『pognon』と合わせて、フランスのマクロン大統領が演説で
「un pognon de dingue」と言って民衆を驚かせたそうです。=「beaucoup d'argents」のスラングですね。

これは新聞の見出しにもなったようですが、大統領がスラングを使うなんてという驚きがあるものの、民衆の頭にはその言葉がしっかり残ったことは間違いないので戦略の一つだったかもしれません。


良く使う言葉はスラングも一緒に覚えておくと会話に置いてかれなくて済みますよ(*˘˘*)


類義語や使い方も載っているフランス語辞書サイト↓



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