【不便だけど飽きない南の島の暮らし】切った薪でお家BBQ

 

コロナ禍で外出頻度が減り、家に居る時間が多くなった人もいるかと思います。


そんな時はお家BBQ!

火起こしから始め、野菜やお肉が焼かれるのを夕暮れ時のサンセットを楽しみながらビールを飲みつつ待つ。

火が燃える”パチパチ”という音を聞きながら過ごす心安らぐ贅沢な時間。


ということで、うちではお家BBQをよくしますが、この時に必要なのが薪。

もちろん炭を燃やして火を起こすことも出来ますが、炭は購入しなければなりません。


薪なら庭に生えている木の剪定をしつつ、枝を薪にして使用することが出来るので効率的かつゴミが出ず環境にも良い。


今回はそんなお家BBQをする際の手順をご紹介します。

【不便だけど飽きない南の島の暮らし】

切った薪でお家BBQ



目次:

① 木を伐採

② 薪作り

③ 火起こし

④ 野菜・肉を焼く

⑤ 火を鎮火

まとめ


① 木を伐採



うちの周りにはマホガニーの木が生えていますが、成長しすぎてお家に光が当たらない・・

うちではそのマホガニーの木を長さ調整可能な高枝のこぎりを使用して伐採します。


家の周りの木は高くなりすぎると暴風雨などで折れて二次災害が起こる危険性もあるし、成長しすぎると個人では対処できなくなります。

そうなる前に自分たちで剪定します。


この高枝ノコギリはとても優秀。

高い枝まで届くし、力を入れずに切れるのでまぁ楽。

木に登らなくて済むし、女性でも力を入れないで簡単に切れます。


伸縮自在なのでどんな形の木にも使えるのがメリット。

細身なので置き場所にも困りません。


デメリットは持ち続けるには少し重いこと。

総重量は約4㎏あるので、休憩をはさみながら伐採するといいです。


切れ味は抜群で、切断面も奇麗。

軽い力で切れるので剪定作業が楽しくなります。


高枝ノコギリがあるのと無いのとでは作業効率が全然違います。

お値段は少しするけどあるとめちゃくちゃ便利。

大変な思いをして時間をかけても少ししか伐採できなかった以前のことを思うと、もっと早くに購入すればよかったと後悔するくらい優秀です。


剪定やったことないし、怖くてできないよ!

という方は剪定業者に頼むことをお勧めします。

タヒチと違って日本にはたくさん剪定業者さんがいるので、プロに任せちゃいましょう。

剪定業者に依頼すればノコギリを買うより値段も安く済むし、奇麗に仕上がると思うので、一度試してみると良いと思います。

何度も依頼するのはちょっときついなぁとか、自分で出来そうかな。と思ったら高枝ノコギリに挑戦してみましょう!


② 薪作り

木を伐採して獲れた枝をさらに小さく切って薪にしていきます。

この作業が面倒ですが、BBQ用の薪を作るのに必要な作業です。


伐採された枝は一本一本が重く大きく、運ぶのも一苦労。

その枝を小さく切り、なるべく均等になるようにします。


切った薪は薪置き場に溜めて置けばいつでもBBQできちゃいます。



③ 火起こし

火おこしは薪と油を使います。

うちにはタマヌオイルというタマヌという木の実から抽出されるオイルを使用します。

このオイルは肌ケアに使用されるオイルなのですが、抽出時に残った沈殿物(実とオイルが混ざったもの)を薪に垂らして燃やします。

こちらも火はよく燃えるし、ゴミは出ず一石二鳥です。


薪が燃えて炭になるまで火に注意を払いながら、外のテラスでビールを飲みながら夕日を楽しみます。

これがなんとも贅沢。


④ 野菜・肉を焼く

石で作られた壁に網を置いて野菜やお肉を載せます。

ジャガイモや玉ねぎは切らずに石壁内にぶっこみます。

直火で芯まで火が通り、ジャガイモはホクホクに。玉ねぎはふにゃふにゃでしっとり甘く仕上がります。

網目が大きいので小さな野菜は下に落ちてしまうので、大き目のナスやズッキーニを縦長に切って網目と逆方向に載せていきます。


⑤ 火を鎮火

野菜やお肉が焼きあがったら火を鎮火させます。

棒で突きながら炭を細かくし、最後はお水で鎮火。


時間が経った後で再度鎮火されてるか確認することをおすすめします。

たまに火種が残っていて鎮火せず燃え続けることがあるので、就寝前に必ず確認しましょう。


まとめ

薪を作ることから始めるのは大変だけど、意外と楽しい。

薪から起こす火起こしは、炎を眺めながら過ごす時間を楽しめ、食材の香りや風味も楽しめます。


まだまたくさん薪があるので、お家BBQはしばらく続きそうです。


焼いた野菜やお肉は素材本来の甘さとジューシーさが際立つので、たれやソースに頼る必要はありません。

少しの塩や、醤油をちょっと垂らすだけでべらぼうに美味しい料理になります。




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